猫グッズの技法・加工・素材など
シボについて
革や繊維、金属、樹脂などの表面にできるしわ模様や凹凸模様、またはその加工方法を指します。
皮革製品のシワ模様のことを「皺(しぼ)」と呼び、繊維業界ではちりめんを絞ってシワを付ける加工のことを「シボ付け」と呼んでいたところから派生したという説があります。
【シボの用途】
・革製品では、革の表情や個性、豊かな表情を表現するのに用いられます。
・繊維製品では、縮緬生地などにシワをつける加工(シボ付け)に用いられます。
・金属やプラスチックには、表面にシボ加工を施すことで、反射や滑りを防止する機能性を付加することも出来ます。
・印刷物や加工品に視覚的・触覚的な価値を加える技術として用いられます。
【シボの加工方法】
・革を揉んだり縮ませたりすることでシボを現します。
・革を手作業(手もみ)や大きな回転ドラムのなかでもみほぐしてシワを付ける「空打ち」があります。
・金属やプラスチックの表面に凹凸の模様を付ける表面加工が出来ます。
