ハチワレ猫ちゃんとは、
額の中心から目にかけて漢数字の八の字のように毛色が分かれている猫のことです。
猫の種類ではなく、模様の一つです。
ハチワレ猫は、日本猫の中でも2番目に多い模様です。
<日本での呼ばれ方>
昔は、
武士の間では、ハチマキをする部分(頭の周囲)が割れるように見えることから「鉢割れ」と言われ、
縁起が悪いものとされていました。
商人の間では、「八」の字が末広がりで未来が明るいことを意味するので、
「八割れ」が、使われていました。
現在では、
縁起が良い「八割れ」が、使われることが多いです。
<英語での呼ばれ方>
黒と白の猫の場合は「タキシード(Tuxedo Cat)」と呼ばれることが多いようです。
また、毛並み模様の違いで更に細分化して呼ばれる場合があります。
・ミテッド:色の部分が多く靴下を履いたように足先やお腹に白が出ている。
・バイカラー:横から見た時に色の部分と白の割合が同じくらい出ている。
・ハーレクイン:頭や背中尻尾などに、斑に色がついている。
・バン:頭や尻尾にだけ、色がついている。