接触冷感とは

触るとヒンヤリと感じる生地のこと。

化学繊維ではレーヨンやキュプラがこの接触冷感に優れた性質を持っています。

・繊維中に水分を多く含む生地。
・熱伝導率・熱拡散率が高い生地。
・触った時に少し硬く感じる(シャリ感)生地。
・生地内の水分を素早く吸収・拡散して気化熱を奪うなどの手法もあります。

上記の特徴を持った生地に触れると、肌から生地へ瞬間的に熱が移動して冷たく感じるのです。

この効果を活かして、快適に涼しさを感じることができる生地を作ることが可能です。
接触冷感素材は特に暑さ対策としてとても効果的な生地で、
熱中症向けの制服や作業着などに使われています。