合成皮革とは

合皮(ごうひ)と呼ばれています。

動物の皮から作られる天然皮革を模した素材です。

織物や不織布を使った基材の上にポリウレタン樹脂やナイロン樹脂をコーティングして作り、さまざまな製品に使用されています。

天然皮革と比べても生産コストを半分以下に抑えることが出来ます。軽くて防水性が高いという特徴を持っています。

柔軟性や通気性が低く、熱に弱いデメリットがあります。


主にPVCレザー(ポリ塩化ビニル)とPUレザー(ポリウレタン)の二つに分けられます。

・PVCはポリ塩化ビニル樹脂を下地に塗り込んだものをいいます。耐水性と防汚性に優れるPVCは、ソファーなどの身の回りの品に多く使われており、他にはバッグなどにも使われています。

・PUは、ポリエステルナイロンといった基材の上にポリウレタン樹脂を接着剤で付けたものをいいます。軽量で防水性の高いPUは、ジャケットなどのファッションアイテムによく使用されています。