ちりめん(縮緬)とは
16世紀に中国から伝わった
織り生地。
経糸に撚りのない生糸,緯糸に左右強撚の生糸を用い,
通常は右撚り2本,左撚り2本を交互に織り込むことにより、
表面にハッキリとしたシボが出ます。
シボが生み出す凸凹の反射によって、綺麗な色合いを表現することが出来、深みのある独特の色になります。
絹で織られた縮緬は、水を含むと縮む場合があります。
主に高級な着物、風呂敷、帯地などに使われています。
現在は絹だけでなく レーヨンやポリエステルで作られた縮緬もあります。
洋服地では「クレープ」と呼ばれており、特にシボがはっきり出ているものを「縮緬」と呼び、それ以外を「クレープ」と呼んで、使い分けていることが多いです。