(Tassel:英語 )は布の終りの部分に取り付けられる装飾です。
ラテン語で留める物を表す"Tassau"に由来しています。
世界中の多くの文化において様々な種類が見られます。
全世界的な装飾品となっています。
<歴史と特徴>
・フランス:パスマントリー (Passementie) と呼ばれ親方になるには7年の職業教育が必要とされました。フランスの製品はその芸術性の高さから広く輸出されました。
・イギリス帝国:中程度の大きさで落ち着いたデザイン。
・オックスフォード大学とケンブリッジ大学:タフツ ( tufts ) は伝統的に帽子に取り付けられてきたので、スラングとして、「タッセル」は大学生を表す語として使用されてきました。
金のタッセルは「紳士学生」の地位を獲得した者であることを意味し、黒のタッセルをつけている学生より大きな社会的名声や豪華な宿泊施設を与えられることとなっていました。
現代では、オックスフォード大学の総長のみが金のタッセルを着用出来ます。
・中東:お守りとして帽子の上に取り付ける事が多かった。
・エジプトやメソポタミア、アラブ世界:子供たちを悪霊や悪魔から守るためにフードや帽子に取り付けました。
・現在では、ヨーロッパやアメリカ合衆国の職人により、手製のタッセル一つで千USドルするようなものとして復刻されています。